2013年5月12日日曜日

ものすごくうるさくてありえないほど近い

予告編の印象とはかなり違いました。
が、当たりです。
立派なヒューマンドラマであり、人の感情をとても良く表してるなぁ、という印象。





予告編では見れないタッチが多くて映像の構成が美しい。
音楽も良い。
題材としては911テロがメインとなっているので、遺族へ向けたような…テロの悲惨さを訴えるようなメッセージが見え隠れします。

が、この映画の本筋はこの少年の人間性や、合理的かつ利己的な考え方です。
共感できる人にはおもしろいくらい彼の気持ちがわかると思うし、この類いの感情を持たない人にとってはかなり特殊な人間に見えると思います。

少年がアナログを駆使して冒険に出る辺り、現代版トムソーヤの要素も入っているとも言えます。

ストーリー性、意外性、アクション性はありません。
ただ、黙々と進んでいくストーリーの中に良い映像/最適な音楽/感情(ここがメイン)が入ってくる、といった映画です。

ソーシャルネットワークが好きな方にはオススメです。
そういえば、なんとなくジャケットも似てる…





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