人って、何か使命のようなものを持っているものです。
特に人の上に立つ人にはその傾向が強いと思います。
「自分はこういうありたい」
「こういうことをしてみたい」
それとは別に…
「こうあるべきだ」
なんて、どこか決めつけちゃったり…
仕事に熱中していると、特に“こだわり”が出てきます。
そのこだわりをぶつけてしまって、相手と論争になったり。
どれもが熱中している最中だから言えることなんです。
今回のテーマは“力は与えられている”というものです。
仕事に就いて、その仕事に於いての知識を手に入れたり、その役職を使えるのは、その力を誰か他の人に与えられているからなのです。
例えば、熱中している最中にその力を取り上げられてしまうこともあります。
どういうことかというと、「力や肩書きというものは自分で手に入れなければ意味がない」ということです。
すぐに取り上げられる可能性のある力は持っていないに等しい。
と、私は思います。
もし、今、あなたが何かの力を与えられているのであれば、その力を使って“本当の力”を手に入れるべきです。
一刻も早く。
そして、与えてもらっていたことに感謝して、次のステップに進む。
これが、やりたいことへの一番の近道です。
例えば、政治家にしても…。
国を動かす力を与えられています。
彼らの場合は、選挙から国民の支持を得たり、後援会からの資金援助を受けたりしながら、力を与えられているのです。
そして、その力はモロいものです。
だからこそ、その力にエゴを感じることなく、多大に使っていかなくてはならない。
もちろん前向きに、です。
その力を与えられているうちに、一生懸命頑張って、次は自分の“身になる力”に変えるんです。
環境というものはうまく利用すべきものだと私は思います。
それが、結果的に環境のためにもなります。
どこかの会社に入って、その会社から与えられた役職を存分に活かすことは、その会社の利益になります。
逆に言うと、環境を利用しようとしない社員は低価値と言えます。
与えられた役職、その周りの同業者、その職で得られる知識と経験。
その全てが、“与えられた力” なのです。
その力があるうちに、次に活かすのです。
気付いたら、何もない…
なんてことにはならないように…
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